「コトPOP(R)を書いたら あっ, 売れちゃった!」を読んで(100冊チャレンジ96)
やあやあ!
今回読んだ本はこちら!
内容
書いて付けたら「売れちゃった事例」満載!目にとまる!心にささる!日本全国で繁盛店を生み出してきたコトPOPコンサルタントが語る、見た人すべてが買いたくなる最強アピールツールのつくり方。
amazonより
・店舗販売に携わる方
・小売店の店長、販促担当者さん(本の実例はスーパーメイン)
・販促マーケティングに興味のある方
→売り上げアップにつながるPOP作りの考え方を学べます。
※本書で出てくる事例はスーパーの店頭のものが多いですが、基本的な考え方はさまざまな業界の販促ツールに応用できると思います。
コトPOPとは
コトPOPとは、買いたい!と思わせるコトを訴求するPOPです。
商品のスペック面を伝えるのがモノPOP、「知らなかった!」「へぇ~、そうなんだ!」「うん、そうそう!」「なるほどね!」と商品に興味が湧かせるのがコトPOPです。
モノが溢れて、コモディティ化が進む現在は、商品の機能や特徴を伝える「モノPOP」よりも、お客様に共感をいだかせる「コトPOP」の重要性が高まってきていると著者は言います。
コトPOP、初めて聞きました!
スペックよりも体験軸で語るというのは最近の定番のマーケティングの考え方です。
モノPOPより、コトPOP。
なるほどなーと思いました。
売上アップにコトPOPは欠かせない!
一般社団法人日本プロモーショナル・マーケティング協会(旧・日本POP広告協会)の調査によると、買い手の91.6%が、来店してから購入を決めているそうです。
来店前に買う商品を決めていたとしても、結局店に来てから買う物を変えてる場合が多い!
だからこそ、商品価値や生活提案というメリットを伝えるコトPOPは売上UPに欠かせないというのが著者の主張です。
なるほど!
コトPOPの重要性わかってきました。
ヴィレッジバンガードはコトPOPの宝庫
本書では沢山のコトの事例が紹介されています。感覚的には30個とか、50個とか。
それを写真撮って紹介したら流石にまずいので別の形でお伝えすると、1番イメージしやすいのはヴィレッジヴァンガードだと思います。
ヴィレバンのあの面白くて、店内をワクワクさせる空気に演出してるのが至るところにある、店員さん手書きのPOP、あれがコトPOPです。
『菊地君の本屋』(アルメディア刊) という本で創業者の菊地敬一氏は、 「グッズはPOPがなければ買わない。本もPOPが あるのと、ないのとでは売上げが2割ちがう」 と言っていたそうです。
売上2割変わるってすごいですね。
コトPOPの書き方は企画提案にも応用できそう。
コトPOPが、どんなものかイメージできたら次は書き方です。
まずは誰に買ってもらいたいのかを定め、お客様のメリットを3つの視点から考えることから始まります。
・おすすめ、No. 1など、価値がわかるコト
・新しい食べ方提案など、役に立つコト
・店員の体験談や蘊蓄など、ワクワクするコト
そして、それぞれの視点で、思いついたコト書いていくだけ!
これで、コトPOPは書けるそうです。
本書の中で繰り返し語られているのが、コトPOPは決まりやしがらみはなく、自由な発想で書けるということ。
だから、とにかくまずは書いてみよう。
買い手の反応を見て改善していけばいい。
仕事では直接関係ないですが、コトPOP書いてみたくなりました。
・ターゲットをしっかり決める
・ターゲットに刺さる言葉をいろんな視点で考える
・とにかくやってみて、トライ&エラーで改善
これらの考え方は、キャッチコピーや企画書作成に応用できる大事な考え方だなと感じました。
本書で出てくる事例はスーパーの店頭のものが多いですが、基本的な考えは様々な業界の販促ツールに応用できると思います。
初めて知ったコトPOP。
新しい視点や発見があって面白かったです!
ではー。
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