「ひとりビジネスの教科書」を読んで(100冊チャレンジ93)

やあやあ!
今回読んだ本はこちら!

内容

好きな人たちと、好きなことで、お金を稼ぐ。はじめてでも、あっという間に収益化!起業・副業の始め方。ビジネスのアイデア、集客、SNSマーケティングetc.起業の基本がしっかりわかる!

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こんな方におすすめ ※Amazonより

★起業したいけれど、そもそも何から始めたらいいかわからない
★趣味や特技を生かして、好きなことを仕事をしたい
★今の仕事を続けながら、副業してお金を稼ぎたい
★将来、自分が稼いでいけるか不安……

「ひとりビジネス」って、何のこと?

「ひとりビジネス」とは、自分の好きなジャンルで自分らしく働く「自宅起業」のことです。

今や、収入源を会社一択にするのではなく、副業や起業で稼ぐのが当たり前になってきました。

会社に依存せずとも自由に個人でもお金を稼げる時代です。

だったら自分ひとりで、好きなことでビジネスをやってみよう!

そのひとりビジネスはどうやってやるのか?を本書が教えてくれます。

フリーランスの方の多くは主要顧客の要望に合わせることが多い、受注型だ、と著者はいいます。
ざっくり言うと、自分よりも仕事や売上を優先するスタイルでしょうか。

一方、「ひとりビジネス」は、主体的な提案型、自分から商品やサービスを売っていきます。
主体的で仕事を楽しむのマインドを持った能動的な働き方がひとりビジネスです。

セルフイメージを超える高額商品を作ると、ブレイクスルーする。

みんな知らず知らずのうちに自分の商品やスキルの価値を固定観念で決めていませんか?

例えば、
自分の提供するサービスはせいぜい月数万だとか、
自分のスキルはこのくらいの値段が妥当だとか。

もちろん、その相場感は大事な感覚ですが、
場合によっては勝手に心にブロックを作って金額の上限を決めてしまっているのかも知れません。

その心のブロックを取っ払うために自分のビジネスに高額商品を作ることが大事だ、と著者はいいます。

例えば、
100万円でスーパーなハンドメイド作品作りますとか、
500万であなたの服一生分作りますのか、
1000万で1年住み込みで一子相伝の技教えますとか。

上げた例は少しぶっ飛んでるかもしれませんが、固定観念を捨ててプレミアムプランを作ることで自分のセルフイメージを高め、ひいては自分の本当の価値を高めることにつながります。

実際著者の知人の便利屋さんは、1000万円で365日どんな相談でも乗ります!という高額商品を出したところ一件発注が来たそうです。


なぜ、発注が入ったかと言うと、

・買ったのはお金持ちのおばあちゃん。
・孫が可愛くて仕方ない。
・でも、学校も行かず家に引きこもってゲームしかしない。
・これじゃ死ぬにも死にきれない。
・学校に行かせてくれるならいくらでも払う。


こんな事情があったそうです。

その後、便利屋さんの頑張りで無事に孫は学校に行くようになり、おばあちゃんは泣いて喜びボーナスを払う、と言ったそうですが、便利屋さんはそれを固辞。すると、知り合いを何人か紹介してくれ、結局おばあちゃんとその知り合いで3000万の売り上げになったそうです。

この話はうまく行き過ぎかもしれませんが、自分のセルフイメージ以上の高額の案件を通してブレイクスルーした例として印象的でした。

最後にこの本で学んだ事のメモ


「〇〇したら、やろう」と考える2段階思考タイプの人は、失敗しがち。すぐやれ。

走りながら足りない部分を補強していく。走りながら考えるのが鉄則。

「誰に×何を×どのようにして」を決めてからビジネスを始める。

自分自身のキャッチフレーズのような、コア・メッセージを告知しろ。

松竹梅で真ん中を選ぶことを行動経済学では「極端の回避性」と言う。

「松竹梅」、マーケティング用語では、「バックエンド商品」「ミドルエンド商品」「フロントエンド商品」。

マーケティングの世界では新規顧客にかかるコストはリピーターしてもらうのにかかるコストの5倍から10倍。

アクティブなメルアドを二万件獲得できたら、それだけで食べていける。ミッションとビジョンが自分の軸になる。

やっぱり収入が会社頼みはちょっと怖い。少しだとしても別で稼げる手段って必要で、ひとりビジネスはピッタリだと思います。

ではー。