100冊チャレンジ㉑【まんがで身につくアドラー 明日を変える心理学-誰でも3日で変われる。】を読んで、「不完全である勇気」を学んだ!!
やあやあ!
アルフレッド・アドラーって知ってますか?
アルフレッド・アドラー(Alfred Adler、ドイツ語発音: [alfreːt aːdlɐ](アルフレート・アドラー)、1870年2月7日 – 1937年5月28日)は、オーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家。ジークムント・フロイトおよびカール・グスタフ・ユングと並んで現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立した1人。初期の頃のフロイトとの関わりについて誤解があるが、アドラーはフロイトの共同研究者であり、1911年にはフロイトのグループとは完全に決別し、個人心理学(アドラー心理学)を創始した。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
本屋に行くと「アドラー式〇〇」といったタイトルを見たことがある気がする。
心理学だか哲学だかの昔の偉い人?
恥ずかしながら自分は良く知りませんでした。でもちょうどアドラーの入門書の漫画編が、kindleで無料になっていたので試しに読んでみた。
Amazonでの本の紹介はこんな感じ。
人間関係に行き詰ったら…アドラーを読もう!
「誰でも3日で変われる。…変わろうと思えばね」
・仕事で先輩とうまくいかない
・パートナーとの関係が最悪で、離婚したい
・人の評価が気になってしかたがない
・子どもが巣立ったあと、どうすればいい?
仕事、夫婦関係、老後への不安――
人間関係に疲れてしまった男女7名の物語。
郊外の駅近くにたたずむカフェ「ウィーン」。
ここには、悩める人たちに、ヒントを与え、解決に導く名物マスターがいるという。
今日もカフェ「ウィーン」には、悩みを抱えた人がやってくる。
あなたの悩みにもきっと答えてくれる自己啓発の父・アドラーが贈る8つの処方せん。
出典:Amazon
本の構成は1テーマ1話になった漫画が8話載っていて、最後にアドラー心理学の解説が載っている。ストーリーは元小学校の先生だった人が営むカフェに元教え子など悩みを抱える子羊たちがやってきて、アドラー式心理学を説いて解決していくといったもの。
全8話のショートストーリーはめちゃめちゃあっさりしている。でも、テーマが身近な話題でイメージしやすく読みやすい。たとえば、職場でライバルに勝てずに悩んでるとか、妻との生活がうまくいかないとか。そして、全8話のショートストーリーを読んだ後、最後のアドラー心理学の解説を聞くとちゃんと腹落ちできる。
あっさり読めるけど、ちゃんと読めばしっかりアドラー心理学の輪郭を掴める。
自分のようにアドラー知らないけどちょっとさわりだけでも知りたい人にはピッタリな本だと思う。
アドラーの考え方しっくりきた
ちょろっとさわりを知ってネットで何個か記事読んだ程度の自分の解釈だから、的を射てないかもしれない。でも全ての人間関係は対等でそこに上下関係はない、そして全ての選択とその責任は「自分」にあるというアドラーの考え方は結構しっくりきた。
主に3点しっくりきた。
しっくりきた①優越感と劣等感はくだらないという考え方
正直優越感や劣等感は誰でも感じるっしょ!でもそんなの気にしない仙人みたいになれるならなりたい。他人と比較した優劣なんでくだらない。自分が劣等感を感じる人でも自分の方が勝ってる部分もあるし、その逆もまた然り。重要なのは相対的な評価ではなく、自己評価。人と比べるではなく自分の価値を発見し、高めて大切にするのが大事。他人起点考えるより、自分起点で価値を考えるべきという考えはしっくりきた。
しっくりきた②課題の分離-人の問題を勝手に自分の問題にしない
旦那に先立たれた母親の世話を自由奔放な兄弟はやらないので自分がしなければ、でもそうすると結婚できない、と自分の人生の選択を狭めて苦しくなった女性が、思いつめ家族の前で感情を爆発させてしまう。でも、実は親は自分の老後はちゃんと考えていて、兄弟は結婚を機に同居を考えていた。こんなエピソートが本にあった。責任感の強い人は、仕事・家族・友人などの課題をなんでも、自分がやるべきと思ってしまう場合がある。もちろん、自分が課題すべき問題はある。でも冷静によく考えると自分がやらなくてもいいことだったり、他人の問題を自分の問題と勘違いしてしまっている場合がある。他人の課題を言い訳に自分の本当にやりたいこと、やるべきことを見失ってはならないという考えはしっくりきた。「嫌われる勇気」というベストセラー本があるけど、あれもアドラーの本なんだと知って読んだことないけどこの辺のテーマの話なのかなと思ってる。
しっくりきた③不完全である勇気
自分は全く完ぺき主義ではなくて、大局的にOKなら細かいところ何でもいいという考えだが、「それでもいいんだよ」とに認めてもらえたようで良かった。結局は人間関係でも仕事でもなんでも完璧なんてありえない。だから不完全でも自分が良いと思う事を選んで行動するしかないってことかなと思う。「不完全な勇気」響きがかっこいいから今後も積極的に言っていこう!
漫画の本だと内容が薄いとか言う声もよく聞くけど個人的にはアドラーの本とか活字だとなかなか読めない。アドラーのさわりを知るきっかけになって良かった。アドラーの考えには共感できるのでまた何か読んでみたい。
ではー。
不完全な勇気を持つ よう
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