読みやすくて、子育ての考え方が変わった!!【モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方 】を読んで(100冊チャレンジ㊳)
やあやあ!
今回読んだ本はこちら!
内容
amazonより
今日からできる「声かけ」でイライラが笑顔に変わる!エビデンスに基づく最先端の教育メソッド。
・3歳から12歳の子供がいる(この本は3歳~12歳の子どもがいる親対象の本です)
・最新の子育て論を知りたい(モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る本です)
・話題の教育本をとりあえず押さえておきたい。
⇒とても読みやすく、子育て中のパパママは読んで絶対に損はない本だと思います。
「いやいや、仕事もして、家事もして、子育てでもそんな完璧な対応無理だから!」
この本を読んだパパママの大多数が思ったであろうことをあらかじめ言っときます。
感情的に怒るのはダメとか、言うこと聞いたら褒めるのがベストじゃないとか、、そんなんわかってるんだよぉおおおおおお!
毎日反省しているし、毎日言い過ぎたとか、こうした方が良かったとか考えてるわ!
仕事もある、家事もある、自分の時間もほしい、子育てに全集中できるわけじゃないんだ。
昔は電車とかデパートで金切り声を上げて子供を強めに叱っているママを見て、「ちょっと怖い。。」と若干引いてしまっていた。でも子供を持つ親になった今は、「ママも必死に頑張ってる」と同志を見るような温かい目で見れるようになった。子育てを完璧に出来るやつなんて絶対いないし、親として子供に完璧に接することのできるやつなんて絶対にいない。
「じゃあ、この本読んでも意味ないやん。」
っていうと、そうではなくて、本の中で著者もこう言ってる。
親も人間。全部完璧にやろうとしなくていい
(~中略)子育てに絶対の正解はありません。本書も一学者が好きで熱中して研究した内容を読者のみなさんと共有させてもらったに過ぎません。少しでもみなさんの気づきに貢献できたなら、考えるきっかけになれたならそれで十分です。
罪悪感を覚えたり、ダメだったと一日の終わりに反省することは人間誰でもあると思います。反省・成長を繰り返しながら、自分にできる事を自分にできる範囲でやる、ふに落ちたことをやってみる、そうして我が子をたくさん愛してあげる、そんなリアルな子育てでいいのだと私は思います。
モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方より
完ぺきな子育ては無理でも、「いい親でありたい」とは誰もが思う事。そう思う、親としての向上心のある人は是非この本を読むべき。100%実践は絶対に無理!でも、子供目線で考えるとどうするべきか、知り、少しでも実践することは絶対に意味がある。
ちなみに、この本の内容を実践してこうと妻に話したら、「いやいや、仕事もして、家事もして、子育てでもそんな完璧な対応無理だから!」と一蹴されました。
そうですよね。。。いつも頑張ってくれてありがとうございます。。。
ほめるときと叱るときのポイント
タイトルにもなっている「ほめ方」「叱り方」のポイントは以下のとおり。
【ほめるときの3つのポイント】
①成果よりもプロセス(努力・姿勢・やり方)をほめる
②もっと具体的にほめる
③もっと質問する
本の中では「ほめる」について、10の事例で紹介しています。トイレトレーニングからテストの点数が良かった時まで、さまざまな事例が網羅されています。
褒めるのも結果を何となく褒めるのではなくて、どうやってこれやったの??など質問しながら、具体的に褒めるのがエビデンスに基づく最先端の教育メソッドらしい。でも何となく「すごいね!」とかよく言っちゃうけど、「あきらめないで出来たの偉いね」とかちょっとした言い換えで受け手の印象が変わるのはなるほどなーと思う。自分も含め、基本的に褒める時は親も機嫌がいいとき(=余裕のある時)だから、このポイントは意識すれば結構実践できそう。
「叱り方」のポイントは以下のとおり。
【叱るときの4つのポイント】
①「ダメ!」「 違う!」 をできるだけ使わない
②結果ではなく努力やプロセスに目を向ける
③好ましくない行動の理由を説明する
④親の気持ちを正直に伝える
本の中では「叱る」について、10の事例で紹介しています。イタズラから門限破りまで、さまざまな事例を通して、本質を学ぶことができます。
褒めると逆に叱るときって、親も気持ちに余裕がないときがあるから、完ぺきにこれを意識して実践は難しいかもしれない。でも、頭ごなしに「ダメ!」とか、言うよりもなぜ叱るのか、具体的に何を叱っているのか、パパやママはどういう気持ちになるのかをきちんと子供にも説明すべきというのはすごく納得がいく。
本の中ではほめるもしかるもそれぞれ具体的な10個の事例が紹介されているのでそれを読んでみるとより理解が深まると思います。
けっこう話題になってる本みたいです!
★日本テレビ系「ヒルナンデス」(2021年6月9日放送)で紹介!
★フジテレビ系「ノンストップ! 」で紹介!
★週刊文春 2021年1月28日号「ベストセラー解剖」で紹介!
あと、中田敦彦さんのYouTube大学で紹介されてたみたいで、もしかしたらそれで注目集めたのかもしれないです。その動画はこちらで、何と100万回再生されていた。すごー!
最後に:本の中でグサッときた言葉 ※要約・意訳しまくってます。
最後に本の中でグサッときた言葉が結構あったので紹介します。
子育てにおける子どもへの接し方は2種類ある。常に愛情を注ぎ子供の気持ちに寄りそうか、子どもの行動の善しあしによって、褒美や罰を使いながら愛情の注ぎ下限を調整し、行動をコントロールしようとするか。後者の接し方では親の愛情は「子供がよいことをして稼がなければならないもの」です。
自立した子供になって欲しいけど、今は従順な子供でいて欲しい?
知らず知らずのうちに男だからこう、女だからこうと、時代にそぐわない自分のイメージを押し付けてないか。
普段の子どもとの接し方が子育ての長期的なゴールの妨げになってないかを一度考えてみる必要がある。(困難に立ち向かえる忍耐力のある子になって欲しいのに過保護など)場合により、親の行動は子供の成長の邪魔。
子どもの話を本当によく聞いてるか。アクティブリスニングが出来てるか。自分の話ばっかりではない?
こういった自分に全くなかった視点で子育てを考える事ができたのは本当に良かった。でも結構いいパパのつもりでいたけど、まだまだダメだった!でも伸びしろめちゃくちゃあることが分かって良かった。子育ても妻と一緒に頑張っていこうと思えた。
ではー。
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