第25回手塚治虫文化賞「短編賞」受賞!メディアで大反響、夫婦の問題を掘り下げる賛否両論の話題作!妻はなんで怒っているのだろう……「妻が口を聞いてくれません」を読んで(100冊チャレンジ59)
やあやあ!
今回は読んだのは去年ネットで話題になったこちらの本です!
内容
妻、娘、息子の四人家族として、平凡ながらごく平和に暮らしていると思っていた夫。しかし、ある時から妻が口をきいてくれなくなる。家事、育児は普通にこなしているし、大喧嘩したわけでもない。違うのは、必要最低限の言葉以外、妻から話しかけてこないことだけ。何か気に障ることを言ってしまったのだろうか。知らないうちに嫌がることをしたのだろうか。特に思いあたることもなく、あれこれと働きかけてみるものの…。累計3000万PV(集英社ノンフィクション編集部公式サイト「よみタイ」)を超え、反響に次ぐ反響を呼んだ話題のコミックエッセイ、待望の書籍化!
Amazonより
・全ての夫婦、カップル、大事な人がいる方
⇒冷めた夫婦の生活がリアルガチで疑似体験できます。末永く仲良くしていくにあたり、必ず何か発見があるのではないかと思います。
出版社からの本の紹介の時点でもう面白い(以下amazonより引用)
Webサイト連載時、PV3,000万を超えた本作は、「うちのことかと思った(泣)」「夫がひどい」「妻も悪い」「離婚した方がいい」「仲直りしてほしい」など、賛否両論、男女ともに読者の方から数多くのコメントが寄せられました。夫の言動や行動に日頃の自分を思い浮かべる男性読者も多いようで、妻が話さなくなった理由が気になって仕方がないという声も。 妻が夫に話しかけなくなって、3日、2週間と過ぎていき、夫はなんとか原因にたどりつこうとしますが……
夫は、信頼する会社の女性の先輩からアドバイスを受け、花とケーキを妻に渡しますが、受け取った妻の表情は微妙なものでした。
再び会社の先輩の「ケンカもしなくなったら夫婦は終わり」という言葉を受けて、妻と仲直りするためには、「言いたいことを言いあって」と思いたつ夫。口火を切るも、妻の無視は相変わらず。夫は思わず声を荒らげてしまいます。
必要最低限の言葉しか返さない妻に、勇気をふり絞って話かける夫。つらくて消えたい、家に帰るのが恐い、無視されるのが恐い…という思いにとらわれ、帰宅する足は重くなる一方……。
妻は夫の知らないところで、苛立ちを募らせていました。「同じ場所にいるはずなのにどこか別の場所にいるような気がするのはなぜだろう」という嘆きを心の奥底に封じ込め、家事育児をこなしています。
さて、この夫婦はどうなるのでしょうか。離婚?別居?夫婦(家族)継続? 妻はどういう選択をするのでしょうか。 描き下ろしで明かされる衝撃の結末をお楽しみに。
夫婦関係の複雑さと生々しさ
・不倫
・別居
・離婚
・暴力
・DV
これらはこの本には一切出てこない。
でも、妻が5年間口を聞いてくれない。
もちろん離婚はしてない。
夫婦間の会話ゼロのリアルな生活が生々し過ぎてマジでつらい。
なぜこうなったのか、そして、この夫婦は最後どうなるのか?
最初は無料のネット配信見てたけど、結末が気になり過ぎて速攻で本買って読んでしまった。
俺はちゃんとできてたよな???…不安になった
よく聞く夫婦関係を良好にするための言葉!
「そんなこと言われなくたってわかってる」
「自分はちゃんとできてる」
本当でしょうか?
自分は本を読みながら、むちゃくちゃ不安になりました。
・本書の夫のように無神経な行動をしてないか
・妻の話をちゃんと聞いてたか
・自分ばかりでなく、時には妻を優先してたか
・喧嘩した時は歩み寄り改善することができてたか
・大切にされてる、と妻に思わせる行動をしてたか
自己評価ではまあまあ出来てる。でも妻に俺ってできてる?と聞くとしたら結構不安。
ってことは、意外と出来てないのかもしれない。
数日だけど喧嘩して妻が口を聞いてくれなくなったこともある。
どこかで何かを間違えたらこの本のような夫婦になってしまうのかもしれない。
そんな恐怖を感じた。
相手に思いやりと感謝の気持ちを忘れずに、それに準じた発言や行動をし続ける。
当たり前だけど極めて大事。夫婦という関係にあぐらをかかないよう気をつけなければ。
ちなみに今は以下のリンクからダビンチニュースで無料で14話まで読めるようです。サクッと読めるので興味ある人は是非!
https://ddnavi.com/serial/tuma-kutiwokiite/
一冊で完結するから、最後まで読みたくなった人はポチッとしてね。
本以外にもドラマもやってるらしいです。
今思えばこれ活字本じゃなくて漫画でしたね!本100冊読むに入れていいのかな?自分ルールで始めたことだから娯楽以上の心にくるものがある本はOKってことにしよう。
ではー。
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